この時期になると
夏休みそこそこ頑張ったのに成績が伸びなかったから撤退
夏休みの間も子どもは全然勉強をせずこの先もう無理だろうから撤退
多いんですよね
夏の疲れが出てくる頃で季節の変わり目に風邪ひいちゃった?という感じ
塾講師の経験からもこれは毎年そう
そういうご家庭が出ないように塾側も考えていて、夏期講習明けの1発目の模試は、難問を減らし過去最高点が出やすく作られているものなのだけど、そうではなかったのかな?もっとやらなきゃヤバイ的な反省をさせるため、4年生5年生にはしょっぱい点数取らせるテストだったのでしょうか?ヤバイと思わせて5年後期からしっかり頑張らせるような狙いなどがあった?
中学受験撤退。私は断固反対派です。
もう小学校高学年ですから、「中学受験勉強がうまくいかなくて辞めた」という失敗体験の記憶は残りますよね?全落ちほどは傷つかないかもしれないけれど、子どもにはネガティブな記憶として残りませんかね?高校受験に切り替えても、高校受験がしんどかったとき、思うような結果が出なかったとき、「あのとき中学受験を頑張っていたらよかったのかな」って脳裏をよぎることは1ミクロンも無いですかね?子どもにより伸びる時期は違うとか言いますが、小学校高学年でそこそこ勉強をして成果を出す経験のない子が高校受験で成功しますかね?
塾代は安くないのに?これだけ課金してるのに成績があがらないから撤退する?よほど他所様とは違っていないと、自宅学習で中学受験しようなどとは考えないはずで、中学受験する以上学習塾に通うのはデフォルト、もともとお金かかることはわかってて始めてるわけですよね?成績が上がる上がらないの話ではなくて、中学受験する以上、塾代はかかる経費である、塾代についてはグチグチ言わない、と腹くくっておかないと、子ども相手に、費用対効果とか言い出すことになっちゃいますよね?偏差値30だろうと偏差値70だろうと中学受験する以上、よほどのオプション課金は除いて、ほぼみんな同じくらい費用はかかりますよね?塾代は授業料です。塾代を払ってる対価としては満足できる授業が受けられていないから高く感じるのではないですか?満足できるサービスに対してはお金を払えるはずなんですよね。
お子さんが、「もう中学受験辞めたい」と言うまでは、親御さんのほうから、「もう辞めよう」とは言わないであげてほしいです。船に乗せたのは親御さんじゃないのですか?「辞めたい」のは誰なのでしょうか?
背伸びしないありのまま受験。ご縁をいただけたところに行く。親御さんは、それでは満足できないですか?
お子さんの様子をよく見て、お子さんとよく話をして、決めてほしいです。