中学受験 国語 出典予想 2024
随時追加更新していきます
2024中学入試の国語出典に狙われそうな本は?出典予想をしてみました!
夜空にひらく
いとうみく
<あらすじ>
鳴海円人は、幼い頃に母が家を出て行き、祖母と二人暮らし。祖母とは折り合いが悪く、早く自立したいという思いから、アルバイトに明け暮れていたが、アルバイト先で暴力事件を起こし、家庭裁判所に送致されたのち、観察処分となる。
山梨県で花火の製造所を営む深見静一の家が、円人の補導委託先に選ばれた。深見、深見の母まち子、健と康という双子の花火師と、同じ屋根の下で暮らすうち、円人は居場所を見つけていく。
悪口ってなんだろう
和泉悠
悪口というものを分析し、より良き民主主義へ繋げる考察へとまとまっている名著。
客観性の落とし穴
村上靖彦
わたくし大注目しておりますこちら、ちくまプリマーで今年6月発売。今話題のデータサイエンスに関連する「統計がもつ力」についても触れており、作者は大学教授でいらっしゃる。帯にもご注目、それってあなたの感想ですよね的な?笑
言語の本質
ことばはどう生まれ、進化したか
今井 むつみ, 秋田 喜美
現国の先生が国文科出身でいらっしゃるという学校、過去問で言語学について出題している学校、を志望するのであれば、ぜひ読んでおきたいこちら。論説文の出題予想大本命。
おくることば
重松 清
中学受験国語の出典といえばこのお方。「反抗期」は、小学6年生が主人公。中学校入学式までの日々を描いた書き下ろし。
あなたの燃える左手で
朝比奈 秋
自らの身体を奪われることの意味、国を奪われることの意味、現在の世界情勢と絡めて読んでおくべき作品かと思います。
この夏の星を見る
辻村 深月
物語文大本命はこちらでしょうね。
52ヘルツのクジラたち
町田 その子
家族からの裏切りを経験した者同士の物語。
逆ソクラテス
伊坂 幸太郎
主人公は小学6年生で、カンニング計画を立てたことをきっかけにクラスじゅうを巻き込んでいくというストーリー
女性の世界地図
国語ではなく社会ですが、記述に重きをおいた某男子校の社会では、ジェンダーについての出題が来るのではと予想。こちら、統計にもとづき、グラフや図により可視化されています。
2023年6月「LGBT理解増進法」が国会で成立し施行されたこと。2024年4月から小学校の教科書でLGBTQなど性の多様性についての記述が大幅に増えること。
2024入試で出さなきゃいつ出すんだ、と思っていますが、はてさて。ジェンダーについては日ごろ考えておかないと、すぐには考えがまとまらず書けないので、対策が必要と思います。
ジェンダーについての出題が増える?
2024年4月から小学校の教科書でLGBTQなど性の多様性についての記述が大幅に増える。👇
ジェンダー教育についてのおおたとしまさ氏の連載も始まりましたね。第一回は巣鴨。👇