解き直しノートを作ってよかったこと
直前期に何をやろうかうろたえることがなかった!
穴を埋めるために直前期の1月からは、書き込まずにおいた右側を解禁。総復習ができた。
もう2回は解き直すことはないだろう、最終確認だから、右側、どんどん書いていっちゃえ、と、年明けから、解禁しました。8月、夏休み中に2回解いた問題を、最終確認で1月に解いてますね。総復習がとてもスムーズでした。
直前期にあれこれコピーを取ったりせずに済み、気になる問題に直接どんどん書き込んで解いていけたので、総復習に役立ち、つくづく作り溜めておいてよかったなと思いました。この問題は前はいつ解いて、手ごたえはどうだったのかは、枠ハンコに記してあり、子が自分で弱点を把握することができ、1月に、「あっ、これ、久しぶりにもう一度やっておきたい」「あっ、これ、過去に間違ってたんだ」と、振り返れたのがよかった。
普段から子どもが自分で解き直しを管理できた!
解き直しは、ノートの右側の書き込みのない問題を見ながら、A4コピー用紙に解いていきました。図形問題など、問題に直接書き込みたい解き直しは、我が家はA4レーザーを1台、子ども用に買い与えていましたので、『あ、これもう一回やっとこ』と、ノート右側の書き込まないページから、娘は自分でコピー取っていましたよ。A4モノクロレーザーは2万円でおつりがくる。自分専用っていうのが、またよかったのですかね。
組分け前に、『第◯回の練習問題だけもう一度やっとこ』と、復習も自分でやりたい問題をパラパラ選んでいました。パラパラ眺めるだけでも、過去の自分の解答を見ることは、解き方の定着に役立ちました。解き終わったものを眺めさせる習慣は、テスト残り5分の見直しスキルを上げるのにいいですよ。算数は解き方を書き残しておき、学習歴を残さないと伸びない。
佐藤ママのお子さんも、1問1ページで貼ったノートに、塾で解き方をしっかりまとめてきて、たびたび見返していた、と聞きます。自分の答案を時間を置いて見返す習慣があると伸びるのでしょうね。
過去問をやり始めた時期に類題探しがしやすかった!
ノートは背表紙のほうから段ボールにつっこみ、ノートの裏表紙内側に、色のインデックス付箋をつけてジャンル分けしておきましたので、声教の過去問の分析表に合わせて、類題探しがスムーズでした。5年の夏から色のインデックスふせんで分類をしていました。(ここには写っておりませんがサピックスのおさがり算数テキストもジャンルごとに色分けをしていました。サピックスのテキストはジャンルがわかりにくいと思う。)
青→数と規則・数列・方陣算・植木算・ベン図など
緑→速さの問題全般
桃→平面図形・円・図形の転がり
黄→立体図形・容器と水量・立体切断
クリーム→比全般・割合
オレンジ→複合的な問題 応用 総合回など
分類ルールは以下の5色
デジタルよりアナログの魅力は、子どもが管理しやすい、切り貼りを終えたら親が関わる手間がない、というところですかね。子ども自身が使い勝手のよい方法にすべきで、親の手間や効率はその次です。何度も解き直しして使い込んでいくのは子どもだから。子どもがやりやすいという方法に合わせたところこうなりました。成績もどんどん上がったので、娘には合っていたのだと思います。