👉国語の過去問だけは早めに見ておく

駒澤塾さんがこちらで当ブログについて触れてくださいました。

 

国語は、学校からのメッセージ性が強いので、学校案内以上に校風を知る手がかりになります。

 

大人っぽい難しい語彙を出してくるあの学校は、早熟博学なお子さんを求めているのだろうな、雑学的に多読してきた子はこういうの自然と得意だよな。

超長文を出してくる学校はレポート課題が多いって聞いたし、速読の力が試される入試問題になってるな、付属の文系科目が看板の大学に上がったとき必要な素質なんだろうな。

論説文のウェイト重めで、的確に端的に言い換えなさい、という要約系の問題を出す学校は、実験結果をわかりやすくまとめられる"理系のレポートの素質"が問われてる気がするな。

物語文しか出さない学校は、人の心の動きを察して言葉で説明できるお子さんを求めているのだろうな。例えば将来、異性の部下の心情がわかる上司になれる素質だな。中学高校学校生活で友人とトラブルを起こしにくい子=人の気持ちがわかる子が欲しいってことなのかもな。

この学校は奉仕と献身に力を入れているから、テーマも社会的弱者への対応だったり、人種差別の根絶だったり、メッセージ性が強いな。

 

…などなど、

過去問を解いていると、かなり学校が求める生徒のイメージが掴めました。

出願時に志望理由を書く学校もいくつかありましたが、国語の過去問を解いていたので書きやすかったです。

 

親御さんに時間があればですが、国語の過去問、ぜひ目を通してみるといいと思います。

 

鉄人会さんもこちらで、予習シリーズの弱点は、過去問でカバーできる、と書かれています。