👉国語の家庭教師・個別指導で偏差値がガツンと上がるワケ

 

国語の塾講師・家庭教師をしていて、生徒さんの記述力がぐんぐん上がってきてると感じるときが、すごくうれしい。構文を重視したノートを作ってもらうようにしています。

 

わが子にも、記述力アップのためのノートを作っていました。「テストの心得」って仰々しいタイトルをつけていますが...

 

(なんかね黄色っていいですよね金運だけではなく勉強運アップする気がする)

f:id:smile2021:20210911142956j:plain

 

中身はなんてことない国語の記述の構文などをまとめたもの。

 合不合の国語の偏差値は67~72でした。最低で67。漢字で1問2問間違うか、記述ですこし減点されるくらい。パーフェクトに限りなく近い出来でした。とにかく国語が強かった。週テストでは国語100点も何度かありました。

 

f:id:smile2021:20210207145654p:plain



 

 

2つご紹介しましょう。組分けや週テストによく出る構文。

 

◆理由説明の構文

◆対比の構文

 

わが子に読めればよかったので殴り書きで汚いですねぇ… 参考になるかなぁ…

(いろいろな、って使うなと、とつぜんでかでかと書いてあるの何?ちょっとそこは構文とは関係ないのでおいといてください)

f:id:smile2021:20210911143045j:plain

◆理由説明の構文

 誰が 何を どうしたから。

主語、目的語、述語、それから、文末が「~から」で終わっていないと点がもらえない。これ、週テストの解き直しですね。

 

《模範解答》

私を呼び捨てにし怒鳴り声やげんこつを浴びせる父が、(誰が)

他人行儀な「殿」つきの手紙を(何を) 

とつぜん私によこしたから。(どうしたから)

 

父が手紙をよこしたから。をベースに、どんな父が?どんな手紙を?どんな風にした? という、どんな?の部分に、キーワードを入れ込んでいけば、書けちゃう。

試験本番、さあ、記述だとなったら、主語、目的語、述語をバン、バン、バンと決めて、メモしてから、どんな?で肉付けしていくと、点数取れると思います。いきなり書き始めない。文法的に構造がおかしくならないように、主語、目的語、述語と、てにをはに気を付けて、もとになる文をメモとして書いてから、解答用紙へ。

 

テストの点数が よかったから うれしかった。骨組みをまず書く。

苦手な算数のテストの点数が、いままでにないほどよかったから、天にものぼるほどうれしかった。と、キーワードを入れて肉付けしていく。長くなる文章も、主語、目的語、述語などの骨組みをしっかり決めたあと書くなら怖くない。スムーズ。

 

 

あと、よく出るのは、「このときの心情を答えなさい」という問題。

女子だとOinかな。

◆理由説明の構文+心情

誰が、何を、どうしたから、

(私は) 〇〇(心情語)だった。

 

この構文で書けば点数もらえる問題もすごく多いです。

ねこがタヒんだから悲しかった、 に、 どんな?で肉付けして、

10年かわいがってきたねこが突然タヒんだから、悲しみに暮れる気持ち。

どんなねこが?どんなふうに?を、キーワードで足す。感情を表す言葉もちょっと知っておかないとね。いきどおる気持ち、いぶかしむ気持ち、など。

 

 

『国語の記述が苦手だー』っていうお子さんに、どんどん構文を示してあげて、ノートを作っていくと、あれよあれよと、記述が上達していきます。

特に、算数男子で、国語と偏差値が20違う、国語だけなんとかなれば、というお子さん。構文のパターンを多く示してあげたら、『こういう公式にあてはめてうまく答える系は大得意でした!』と言わんばかりに、めきめき国語の偏差値あがっていきました。

 

書き方ってあるんですよね。なんか響きがいいかっこいいうまいこと書きたくて、構文ぐちゃぐちゃなうえに、難しい言葉を使いたがる…あたまでっかちな記述が、どんどんシンプルになり、正しい構文になり、記述で点数が取れるようになりました。彼に足りなかったのは構文。どこかで教えてもらうべきだったんですよね。

 

塾に行っていても構文を習っていないのでは?という子に出会います。構文をしっかり教えていきます、って断言してくれる塾講、なにげに少ないような?日々のカリキュラム、テキストの問題をこなすだけだったりするような?なんとなくで教えてる?

 

f:id:smile2021:20210911143139j:plain

次は、対比の構文。


◆対比の構文

AはBなのに、CはDだから、こう思った。

これも、A、B、C、Dを、バンバンバンバンと決めて、余白にメモしてから、記述のお弁当箱に書き始めると、うまくいくやつです。A、B、C、Dが入っていたら少なくとも部分点。

 

週テスト、昨年受験されていた方や、もし問題使いまわしでどこかで目にしていた人なら、あーこの問題あったねーと思うかもしれません。

《模範解答》

てっきり息子は 男の友達と おにぎりを 食べていると思ったのに、

思いがけず女の子に おにぎりのお礼を 言われたので、母はとまどったから。

 

これ、きれいに、誰に(誰と)、何を、どうした、という、3つを対比してぶつけている構文になっているんですよね。何と何を、対比して書いたらいいのか、問題用紙の余白に↔メモをしてから、書き始めるとうまくいきます。

 

望遠鏡で見ればどんな遠くの星でも大きく見えると思ったのに、実際は

肉眼で見るのと同じ大きさの星が見えただけだったので、不思議に思った

 

望遠鏡↔肉眼  

どんな遠くの星でも大きく↔同じ大きさの星

思った↔実際に見えた

 

対比するものをはっきりとさせて書くと、点数がもらえる。

この対比をうまく抜き出せるように、マーキングの技術も磨いていく。

👉国語の問題文に線引けって言われるけど? - Smile 中学受験

 

理由説明の構文であれば、法学部の子はうまく使いこなしていると思いますし、

対比・比較の構文であれば、比較実験をする理工学部の子も上手に使っている。

記述多めの進学校の国語を解いていると、大学受験・大学進学後までを見据えて、きちんとした構文で小論文を書ける子を求めているんだろうなと感じます。娘の中学のレポートも、構文を意識して書かせていますよ。(評価よいです)

 

構文を多く知って、慣れてくると、

「この問題の出題者は、どの構文で書かせたいのかな?キーワードとしてはどれを書いていたら点数くれるのかな?」と、出題の狙いまで見えてくるようです。

娘は、合不合や、週テストの記述問題になると、「この構文で書けばいただき!」と、使うべき構文が頭にはっきりうかんでくるようになった、と言っていました。

 

これから、6年生は、過去問をどんどんすすめていくと思います。

この学校のこの先生は、どんな構文で書かせたいのかな?と分析しながら、過去問ノートを作っていくといいと思います。模範解答、構文に着目してみてください。

自己採点するときも、構文が文法的におかしくないか、見てあげてください。

 

「過去問を指導してほしい」というお子さんを担当したときは、構文をベースに徹底的に添削します。

 

国語の家庭教師・個別指導で偏差値がガツンと上がるのは、構文を徹底して叩き込むからだと思います。ほかの家庭教師の先生も、添削のときに構文をかなり意識していらっしゃる様子。『何が足りないかヒントは与えるけど、答えそのものは教えない』という先生は、構文を示していらっしゃるようです。『国語は文法が大事』って言いますが、このことです。

 

むやみやたらに量を解かせたり、読書させたりするのではなくて、構文を意識して読ませる書かせるのトレーニングです。

 

おうちの方も、中高で、英作文、SVC SVO SVOCに始まり、One ~ ,the other~.とか、いろいろ構文やりませんでしたか?文法的に正しい英作文を書けるように、構文暗記したはず。中学受験の国語でも、これをやらないといけないです。

 

f:id:smile2021:20210219004711p:plain