9:00~17:00
(70分授業×6コマ + 小テスト30分)
9時5時。会社員の定時かなってくらいの拘束時間。
テキスト拝見しましたが、過去問からの改題で、だいぶ重箱の隅系まで入ってる。完璧に理解してほしいというより演習演習とにかく演習、雰囲気掴んでくれたらよし、という印象。マンスリーテストの範囲に入らないのはそういう意図かなと。
塾としては、本番終えた生徒に、『こんなの習ってないやったことない』とはできるだけ言ってほしくはないから、重箱の隅でも全て網羅しておきたい、という意図も見えるテキストでした。
生徒さんのほうから見ると、うわ…入試問題となるとこんなのが出るんだな…勉強がんばらないとな…って思うのではないですかね。
意識改革の講座ですよね。
9時5時拘束し、入試本番はこれくらいのレベル感、午前午後受験したらこれくらいの疲労感、と、体感させておく。
夏休みに向けて、少なくともGS特訓で経験してるから1日8時間くらいは勉強できるよね?と、勉強体力を養成する。
さすがサピックスです。
このあと夏休みまでは難度はあげず、難問すぎない演習をひたすら積む。
カリキュラムが完成されているなと思います。
下剋上受験の本の中で、桜井さんは、サピックスのお下がりテキストを、受験掲示板で知り合った人に譲ってもらい使っていた、お下がりテキストの解き跡が鮮やかで『こういう子が受かるのか』と感じたと書いていますよね。
授業を受けなくても、テキストだけでも、かなり完成された教材なんだなと思います。意図がよくわからないテキスト改訂やっている塾から、サピックスに移る人も、いると思いますよ…改訂初年度は不安すぎます…