親御さんから、国語が苦手、酷語、って言われちゃってたりするんでしょうね。
国語が苦手で、もう解くのもいやになっちゃっていて、間違い直しもつらいしんどい、というお子さん。
私は、間違ってる、間違った、という言葉は、授業で使わないようにしています。
「そっかそっか、まだ知らなかったんだよね。まだ、言葉の意味知らなかったんだね。」
「読み方が身についてないだけだもんね。といってもこれ日本語だしね。読めるようになるなる。」
「書けなかったんだね。」
と、語彙力ないだけ、これからどうにでもなる、解き慣れれば上向く、とお話するようにしています。
なんで間違った、どうして間違った、って。
間違いばかりつつかれると、国語苦手な子は委縮しちゃう。ぜんぜん楽しくない。
週テストや模試の解き直しは、「こういうところに気をつけて読めるとよかったよね」「今回のキーワードはこれだって」と、だいじなところにラインマーカー引いて、マーキングの仕方を確認して、もう一度さらっと読んで、そのあと解説だけじっくり読む、というので、いいんじゃないかな。
余裕があれば、記述の模範解答を「模写」してみる。写すと、こんな風にかけばいいんだ、って、少しずつ身につきます。